児童ポルノ単純所持をインターネットキャッシュに保存することで合法化?

2015年6月ぐらいに児童ポルノ単純所持が違法となり取り締まりが始まるそうだ。
しかしダウンロード規制の法律が導入された時にブラウザキャッシュのファイルは所持していないファイルという事になった。

ということは、ブラウザキャッシュに怪しいファイルを全部移動してしまえば単純所持ではないということになるはず? ただしブラウザキャッシュにファイルを「保存」することは一般的には不可能で、数日もするとキャッシュのファイルは消えてしまう。しかしwwwoffleというブラウザキャッシュの拡張ソフトのさらに改造版

を使うとそれが可能になる。特に注目すべきなのは

keep-cache-if-not-found = yes

というオプションでこれがキャッシュを消えないようにしてくれる。
念のためにこのソフトのバックアップもここに置いておきます
http://d.hatena.ne.jp/mytestdone/files/wwwoffle-wwwoffle-par-05c8f2a24569254c64282eaa9c348e36317c3dc6.tar.gz

Linuxでの手順

  1. 存在しないドメインを探す。2015年3月の時点で http://myhost.myhost というwebページは存在しないようなので以下ではmyhost.myhostというドメインを使ってやり方を説明していく。自分専用のドメインを購入しておくという手もある。もし同じ名前のwebページが存在するとキャッシュは消えてしまうので注意
  2. apacheやnginxなどのWebサーバーを動かす。以下ではnginxを使う場合を説明するがapacheでも同様の事はできる。設定ファイル nginx.conf  に autoindex on; と書いておいてファイルをWebから見やすくしておく
  3. /var/www/localhost/htdocs/ 以下に「保存」したいファイルを移動する
  4. /etc/hostsのlocalhostの部分を 127.0.0.1 localhost myhost.myhost と書き換える
  5. firefoxから myhos.myhost のページを開いて「保存」したいファイルが見えるか確認する
  6. wwwoffle改造版をインストールする。ただし最初に ./configure --without-ipv6 としてipv6のオプションを切っておく。make installすると/usr/local/sbin/wwwoffled や/usr/local/wwwoffle* といったファイルがインストールされる。
  7. /etc/wwwoffle/wwwoffle.conf の keep-cache-if-not-found = no となっている部分をkeep-cache-if-not-found = yes に書き換える
  8. /usr/local/sbin/wwwoffled を実行してwwwoffleを起動する
  9. コマンドラインで $ wwwoffle -on としてwwwoffleをオンラインモードにする
  10. firefox プロキシ設定で 自動設定スクリプトを http://localhost:8080/wwwoffle.pac としてwwwoffleをプロキシとして使えるようにする
  11. firefoxで適当なwebページを見ると /var/spool/wwwoffle/http にキャッシュが出きるはずなので確認する
  12. firefoxで myhost.myhost 以下の「保存したい」ファイルを閲覧する。/var/spool/wwwoffle/http/myhost.myhost にキャッシュが出来るはずなので確認する。保存したいファイルが大量にある場合はfirefoxではなくてlynxwgetなどで同じ様にプロキシを設定して自動「閲覧」させる
  13. /etc/hostsのlocalhostの部分を 127.0.0.1 localhost に戻す
  14. firefoxからmyhost.myhostのアドレスを見るとwwwoffleのエラーメッセージページが表示されるが気にしない
  15. コマンドラインで $ wwwoffle -off としてwwwoffleをオフラインモードにしてからfirefoxでmyhost.myhostのアドレスを開くと「保存」したファイルのキャッシュが表示されているのを確認する
  16. 以上でキャッシュにファイルを保存できた

Linuxでの手順 手抜き版

  1. wwwoffleをインストールする(改造版でなくてもいいのでapt-getやyumで入るはず)
  2. /var/spool/wwwoffle/local/ 以下に「保存」したいファイルを移動する

/var/spool/wwwoffle/local/ 以下は生ファイルをそのまま表示する「キャッシュ」ということになっているので、これでも「ブラウザキャッシュ」だと言い張れないこともない。しかし生ファイルそのままなので法律上めんどくさいことになるかもしれないので、出来れば手抜き版でない方の手順をお勧めしたい。
/var/spool/wwwoffle/local/ 以下のファイルのfirefoxからの表示方法はwwwoffleのマニュアルを参照してください

Windows

Windowsでも同じ事は出来るとは思うけど自分はWindows使ってないので諦めてください

その他の確認していないが可能そうなこと

電子メールを使う方法
  • 海外のフリーの電子メールアドレスを作る。そのアドレスに単純所持禁止のファイルを送信するが受信はしない。安部政権が終わるまで寝かしておく
  • 自分のパソコンでpostfixを動かしmyname@myhost.myhostみたいな存在しないドメインのメールを受信するように設定し、そのアドレスに単純所持禁止のファイルを送信する。送信したファイルは受信しない。しかし/var/spool/mailにメールのキャッシュファイルはあるので閲覧はできる
その他のプロキシ
  • Nginxのリバースプロキシでも同じ様なキャッシュにファイルを保存はできるっぽい。proxy_cache_valid 404 100000000m; みたいに長時間キャッシュが消えないようにしておけばいいはず