裏帳簿論法
武雄市元市長 樋渡啓祐に関するこんな議論を(知事選挙直後のtwitterで)見かけた
- 「樋渡に限らないが本当の目的(樋渡の場合は金)を隠して、辻褄が合うように(毎回違う)適当なことを言うだけの人が多すぎる。」
橋下徹など他にも思い当たる人達は沢山いる。頻繁に見かけるのに,何故かこれをうまく表現する言葉がない。そこで
裏帳簿論法
という言葉を提案したい。
具体例を挙げてみる
今年のお正月にあった渋谷区の公園施錠の問題を思い出してみよう。渋谷区は浮浪者を故意に凍死させようとしてるとしか思えなかったのだが、もちろんそんな本音は絶対に語られることはない。そのかわりに語られていたのはこんな内容だった。
- https://twitter.com/nakachikika/status/554672458347732992 12月25日に申し入れた際には、公園課は「公園を閉鎖する予定はない」と回答
- https://twitter.com/haz_y/status/549780948124839936 「以前から支援団体に対し、炊き出しや大型テントの設営など安全性に問題がある行為をやめるよう求めていたが、受け入れられなかったため(←渋谷区公園課の説明)」http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141227-00000000-maiall-soci
- https://twitter.com/nakachikika/status/554648483232096257 渋谷区による年末年始の公園閉鎖について、公園課は「外国人や若者の暴徒化を未然に防止するため」という全く新しい理由を説明し始めたらしい。
言ってることが変わるパターンはだいたい同じで、こんな感じで何か事件が起きたりして矛盾が出てくると説明が変わる
- https://twitter.com/__riffraff__/status/552300016908656640 1月4日、深夜26時 渋谷区による夜間施錠により公園内に閉じ込められた方が 6時間ぶりに救出。 渋谷区の説明では町内会や交番に鍵を預けており緊急時も大丈夫との説明であったが 役所当直、交番、町内会長に問い合わせるも対応不能⇒救急隊出動
こういった現象は「本音と建前」なんて言葉で説明出来るような気もするが、「本音と建前」は「本音は言わなくても以心伝心で伝わる」というニュアンスを含んでいる。そうではなく、騙すために本音を隠す嘘について言いたい。そこで新しい言葉「裏帳簿論法」を提案したい。