国民が舐められている統一地方選挙

http://d.hatena.ne.jp/mytestdone/20110408/1302228855

統一地方選挙候補者の情報を調べて、国民が舐められていることを再確認した。

 東日本大震災で支援物資は一度、地方自治体に集められ、それから被災者に配られた。この過程でおきた不思議な現象(一部の有力者に優先的に支援物資が配られるなど)に、今までの地方自治体への不満が爆発した人が多くいたようだ。そんな書き込みが「まちBBS」で多数みられた。

 地方自治体に不満がある市民が多いにもかかわらず、議員は無投票当選。さらに多数の候補者が自分のホームページすらもっていないという事実は、非常に不思議だ。少なくとも大都市圏の市議会ならホームページがないと、どこの誰なのか知らない人が多いだろうと思うのだが大都市圏ですらホームページをもっていない人が多数いる。

 減税日本による名古屋リコール運動では匿名掲示板に「(リコールしても)部外者が当選するわけないから同じ人が再当選するだけで無駄な運動」という書き込みが多数みられた。しかし実態は、まともそうな人なら誰でも当選できそうな印象だ(特に既存政党を誰も支持していない今はそうだ)。この匿名掲示板での印象操作は誰も対立候補が立候補しない状態を作るのに大きく影響しているだろう。