放射能解毒薬 Prussian Blue の謎

概要

google scholar放射能内部被ばくを検索すると頻繁に現れるキーワード「Prussian Blue」は青インクが原料のセシウム排出薬。なぜgoogle scholarで探すと論文がよく引っかかるのに日本では話題にならないのだろうか。

プルシアンブルーの自己流使用方法の提案もしてみる



以前にgoogle scholarで放射能内部被ばくについて論文検索していた時
放射能(セシウム)解毒薬 Prussian Blueの論文が検索上位に高頻度で並ぶという現象に何度も遭遇した。内容は解毒薬の副作用のことばっかりで放射能が健康にどんな影響与えるのかにあまり触れないので、この時は無視していた。

ふと気になって Prussian Blueの日本語情報を探してみたのだが、ほとんど出てこない。出てくるのはこのぐらいだ(4月にgoogleで検索したときはほとんどなかったが、5月以降に突然増えた)

どうやら薬として認可されてるのが外国製の一種類だけで、しかもかなりめんどくさい法規制がかかっていて簡単には使えないようだ。


ところでこのPrussian Blueというのは実は単なる青インクの原料で別に高価な特別なものではない。

安価な顔料であるプルシアンブルーを利用し、
さまざまな用途に使用できる各種セシウム吸着材を開発した。

どうしても飲みたかったら青絵具でも青クレヨンでも呑み込めば、ウンコと一緒にセシウムを排出してくれるはず?(プルシアンブルー以外の不純物がいっぱい混じった絵具で効果あるかは詳しい人に聞かないとわからないけど。一応誰でも安価に手に入れることはできる)。
個人的にいいなと思ったのは赤ちゃんが飲み込んでも大丈夫な青クレヨン

プルシアンブルーじゃない青色顔料つかってる可能性もあるが、もしプルシアンブルーを使ってるなら青色クレヨンだけ別売してくれないものだろうか。

前述の放射線医学総合研究所の資料に書いてあるプルシアンブルーのセシウム排出の原理をそのまま信じるなら、青い下着や服を着たり、青絵具を皮膚に塗ってもセシウム排出の効果あるように思える。

副作用が一時的な下痢ぐらいしかないなら岩上安身氏みたいに長期間苦しむよりはるかにましに見える。

誰でも手に入る「薬」にこんなめんどくさい規制がかかる理由はどこにあるのか探したが妥当なものを見つけられなかった。
日本語情報がほとんどないのも謎だ。
何かを見落としているだけかもしれないがgoogle scholarに高頻度で出現するキーワードだけに気になる。