mixiの足跡機能改悪とコンピューター監視法案の関係の推測

mixiの足跡機能変更が大反対されているmixi 足あと機能改悪反対!というmixiコミュニティの参加者は足跡機能変更実施から1日後(?多分?)の6/15夕方の時点で20万人になっている。


あくまで推測にすぎないがmixiの足跡機能が大幅省略された大きな要因に、現在審議中のコンピューター監視法案があると私は思っている。その理由はこうだ。


先ほどのmixiコミュニティの参加者20万人という数字から分かるようにmixiの利用者は莫大で、その処理量も尋常ではない。この尋常じゃない量のログを記録するよう要請させられるコンピューター監視法への対策として、記録するログの絶対量を減らそうと試みているのではないかと私は推測している(今まではマイミク以外の足跡も全部記録していたが、非常に簡易化されたもののみ表示するようになったのが今回の改悪とのことだ)。

mixiでは以前に、この尋常じゃない量のログを記録しようとしたそうだ(何故か以前に読んだ記事が検索しても出てこないので思い出せる範囲で書いていく)(おそらくmySQLかなにか普通のデータベースで記録しようとしたのだろう)。半端ない処理量にサーバーが耐えられずにmixiが止まったそうだ。そんな尋常じゃない量を処理するためmixiは独自データベースTokyo Cabinetを作ることになった(具体的にはkey-vakue pairという必要最小限のデータだけ保存することで処理を速くしようとした)。様々な工夫の結果、莫大な数の会員数の処理を行える方法が完成したのだが、それでもたまに「祭り」等でサイトが止まっている場面を何度か目撃した。いろいろ工夫してなんとか莫大な処理をこなしているmixiに、さらに警察の要請で余計な負荷がかかったらどうなるか想像してみよう。最悪の場合、書き込みが反映するのに1分かかるとか重くて使えないサイトになってしまい、誰もmixiを使わなくなってしまう。そこで「うちではこれしか記録していませんよ」と言うために法案成立前に足跡機能を大幅に省略したのだろうと私は推測している。