Wikipediaの詭弁手法
wikipediaで使われる詭弁手法で確認できた物を列挙する。日本語版だけでなく英語版のWikipediaも扱う。
yourpedia
日本のwikipediaから編集アカウントを剥奪された人達が集まっているのがyourpedia 。yourpediaのウィキペディアの項目にはウィキペディアの様々な問題点が列挙されている。
謎の削除
Wikipediaで意味不明な修正や削除される前のバックアップがyourpediaには保存されている
特に「プロ固定」という項目が削除された時の騒動が理不尽であったらしくここにまとめられている
同様の問題は英語のWikipediaにもみられる。
- Barter(物々交換)の項目からタイの事例が削除
- YaBB: Help.. or Boycott Wikipedia?
- http://en.wikipedia.org/wiki/Hemp#Fuel でhempolineが赤文字になっている
探せば他にも多数あると思われる。
日本語版だけ変
wikipediaの「物々交換」の項目を日本語版と英語版で比べてみよう
英語版は画像があったり記述量が倍以上ある。日本語版は「物々交換なんてだせえ」しか書いてないのに対して、英語版はGift economyの話や歴史などが記述されている。日本語版はGift economyについて数行追記するだけで改善できるはずなのに、なぜ否定論のみ掲載しているのかは不明。
同様の現象は他にもみられる
他にも探せばまだまだ出てくる
Linkされていない
文脈から当然リンクするべき項目へのリンクが故意に外されている場合がある
例として英語Wikipediaの大麻の項目をあげる
http://en.wikipedia.org/wiki/Hemp
には大麻油の説明が随所に見られるが、問題の大麻油の項目
http://en.wikipedia.org/wiki/Hemp_oil
へのリンクが存在しない。一方
http://en.wikipedia.org/wiki/Hemp#See_also
にはHemp Plasticなどへのリンクはある。
大麻油の別な表現であるhempolineは項目そのものが削除されている。結果的に大麻の利用方法を調べようとした読者は麻薬以外の有用そうな情報にたどりつけない。しかし項目は存在しているので「削除しただろう」などと問われる事はない。
「詳細は別項目で」→「違う内容」
- 「Aの詳細ついてはBを読むこと」
- Bの項目が見当違い(ほとんど化学式しかない等)、または項目そのものが削除されている
このように結果的にAの情報がリンク先にあるように見えるが、実際にはどこにも書いていないという状態がみられることがある。一見すると誰かが既に説明を書いているような印象を受けるため、誰もAについて書かない状態になる。
これはHemp oilが本当に精製なしでディーゼルエンジンに使えるのか、菜種油などとの違いはどこにあるのか調べる過程で何度か遭遇した