ネット上のアニメランキングの疑問
「見ないと損なアニメ」ランキング、1位に輝いたのは「けいおん!」に。 http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1579528&media_id=84
BIGLOBEは4月22日、アニメ総合ポータルサイト「アニメワン」において、「見ないと損なアニメランキング」を発表した。
1位「けいおん!」
2位「Angel Beats!」
3位「化物語」
4位「とある科学の超電磁砲」
5位「銀魂」
6位「とらドラ!」
7位「とある魔術の禁書目録」
8位「涼宮ハルヒの憂鬱」
8位「デュラララ!!」
10位「新世紀エヴァンゲリオン」48位までのランキングは、「アニメランキングメーカー」のページを参照。 http://anime.biglobe.ne.jp/userranking/title/4083/
これへの面白いコメントがある http://tmp.2chan.net/img2/res/315175.htm
無題 Name 名無し 11/04/22(金)17:54:59 No.315192
メディアワークスとアニプレックス大勝利の図だな
長井監督の作品が二つ入ってるのはなかなか意味深い
ネット宣伝が売上に非常に影響があることは以前から知られていて、特に「涼宮ハルヒの憂鬱」では製作関係者まで「ネットのなんとかを優先しました」等の発言をするようになっていた。お金に直結したもので妥当なランキングなんて今まで見たことない。これもそうだろうと思うけど、しかしこれらの作品が「選ばれる」基準は何なのか考察してみよう。
これらの「人気」作品には共通特性がある
- 平均よりは面白い。嘘ランキングと言わせないアリバイみたいなものか。
- 異常なまでの恋愛強調(ペールゼンファイルみたいな恋愛要素ゼロなのが本当は見たいのに!!!!!)。
- 面白さを崩さない範囲で、微妙なひっかけ問題のような扇動や洗脳っぽい要素がある。
この洗脳っぽい要素というのは例えばこんなことだ。これらの「人気」作品中で高確率で聞いたことがあるセリフにこんなのがある
- 「[悪役]が[悪いこと]するけどマスコミにリークしても[悪役]がもみ消すから無駄だ」
現実ではマスコミそのものが悪役ですが、このセリフだとマスコミがまるで正義の味方みたいです。こんな風にいかにも悪役な演出がされる人達は「現実の悪役」と違う人ばかりです。現実と違う創作話だからこそ面白い部分もあるのは確かだけど、その違いっぷりが「変」だと見てる方がイライラします。変すぎるという意味では異常な恋愛強調もイライラする。
例えば私がイライラしたのは
- らきすた http://d.hatena.ne.jp/mytestdone/20110426/1303846435
- とある魔術の禁書目録 http://d.hatena.ne.jp/mytestdone/20110426/1303847274
- Fate/stay night http://d.hatena.ne.jp/mytestdone/20110427/1303851693
- 他にもまだまだあるよ
そして、あんまりイライラすると見るのやめてしまいます。しかし、イライラするような作品でも「流行」 なら我慢して見みようという気になります。「僕と契約して***になってよ」とか一応は知りたいのです。結果的に「流行」= ランキング「上位」なので我慢してみることになります(イライラしてまでアニメ見たくないから、 こんな風につまらないものをつまらないと言ってくれる人は大歓迎なんですが)。
なんでこんなにイライラするのかというと、明らかに洗脳なのがわかってるけど、これを認めないと先のストーリーが破綻して楽しめないからなんです。しかも知らないとネット上の雑談にもついていけないなんておまけまである。
結論としては
- 「流行」とか関係なしにイライラするものを我慢してまで見なくていいだろ!!!
補足
こういう印象操作ができあがる仕組みについて別記事を書きました http://d.hatena.ne.jp/mytestdone/20110429/1304013488
ちなみにアニメの感想記事を沢山書いたけど、今のところ、一番足跡ついてるのがブレイク ブレイドだった。もちろん上記のランキング48位以内にも入ってない。私の一番のお勧めなのに。
王道ランキングなんて言ってる人もいるのね http://d.hatena.ne.jp/Das-Feenreich/20110424