手段=目的論法

戦隊物ドラマなどで昔から言われている

• 「平和のために戦うのは矛盾している」

という目的と手段の矛盾を指摘する論法

原理

この論法を使うと次が言えて，問題がわかりやすくなる

「ケーキを作るのに小麦粉を使うなんてケーキと矛盾する！とんでもないダブルスタンダードだ！ケーキはケーキから作るべきだ！」

目的のもの（ケーキ）がまだ無いなら，それを作るために目的とは違う手段（小麦粉）が絶対に必要になる．そこに「矛盾」を指摘することで容易にいろんなものが「論破」できる．

例

子供向けドラマで昔から言われているネタであるので例は沢山ある

• 戦争はやめろ！やめないと皆殺しだ！　

  映画秘宝COLLECTION決定版20世紀戦争映画クロニクル (映画秘宝COLLECTION 50)

• 「平和のために戦う正義のヒーロー（笑）戦ったら平和じゃないじゃんWWWW」みたいなものか「民主主義死亡劇場」

• 民主主義を守るためなら民主的でないシステムを作るのもやむなし、みたいなのはおかしいと思うんだがな

• 健康のためなら死んでもいいと思っている人のなんと多いことか

• 警察に文句を言うなら警察に守られてはいけない、原発に反対するなら電気使うな、医療に不信感を持つなら医療に助けられてはいけない。どんだけ現状追認・奴隷的な思考回路や。。

• 専門家を信じない人って、病気になった時にその疾患の専門家には行かずに、近◯先生とか内◯先生とかにかかるのかな。本人がその方が幸せならそれでもいいと思うけど。

• 「憲法守れと言ってる19歳が飲酒喫煙している(のがおかしい)」というのは本当に今の感覚。われわれ世代はもうついていけないのだけど今の世の中は実際にこの感覚で動いていると思う。

• 最近、法政文連 @jinmin1991 がちょくちょくいいことを言っていて、RTが回ってくる。しかし同団体は、暴虐無比の法政を「北朝鮮大学」にたとえるなど、俗情におもねった数々の差別発言を行い、批判を受けたにも関わらず開き直ったまま総括していないことをお忘れなく

• 「ダブスタはいけない」というのを徹底していくと明らかな差別を糾弾することもできなくなる。「そういう時はダブスタでいいの」ということを決めるのが倫理であり政治なのだと思う。

• 新入社員研修で辺野古ゲート前で座り込みをさせるスーパーブラック企業の金秀スーパーとは翁長の支持母体である金秀グループのタウンプラザかねひでの事なのだろう。その一方で同じグループ内の金秀建設は辺野古埋め立て関連工事を落札している辺りが沖縄の闇の深さを物語っているような…

• SEALsのデモ参加者に将来に禍根を残すと憐憫の目を向ける奴もRTする奴も、同じようにツイッターに流れてきた在特会デモやらフジテレビ嫌韓デモ参加者には同じ心配(つー名の嘲笑)を向けてなかったので反吐が出るつーか立ち位置表明っぽくて笑えるな。