福島に行ってきた

今年の2月ぐらいに福島に立ち寄る機会があったので、原発近辺をみてきた。見てきたことを列挙していく。

原発の南側(いわき市)の一般人の立ち入り禁止区域ギリギリ(広野火力発電所近辺)まで行った。車で6号国道を北上すると広野火力発電所の隣で警察が検問をしており、それ以上は一般人は通行止めになっていた。

国道で警察にとうせんぼされたので、脇道をふらふらしていたところ、震災瓦礫が集積されているらしき場所をみつけて写真をとったりしてきた。

震災瓦礫の広域処理の必要性を訴える人をあちこちでみかけるが、自分にはそんなものが必要なほど大量に瓦礫があるとは思えなかった。むしろそこらじゅう(引っ越した跡地?)空き地だらけで、置き場所に困るというのは嘘ではないかと感じた。震災瓦礫らしきものは主に海岸線の防風林の間にちょこちょこと置かれていた。防風林の近辺にはまだまだ空き地があった。瓦礫の一部が火力発電所のすぐ近くに集められていて、ちょっと嫌な予感を感じた。

原発の南側(いわき市北部)しか見ていないので、北側(宮城など)とは違っているかもしれないが、少なくとも南側では瓦礫の広域処理は必要なさそうに見えた。

それから放置されたパワーショペルなどの重機をあちこちで見かけた。放置された重機の近くに工事が途中のままの堤防や土砂崩れなどがあった。震災直後にあちこちから集められた重機が工事途中で放り出された感じの状態に見えた。重機はあるけど人がいないのだろうか?

私と同じように原発近辺に行こうとしている、神奈川ナンバーや横浜ナンバーの車を頻繁に見かけた。車に乗ってるのは学生ぽい感じの人が多かった(2月だから春休みの学生とか?)。

ちなみにジャーナリストの岩上安身氏が同じ2月ごろに福島の原発の取材に行き、その直後から様々な体調不良になった。実は私も福島に行った直後に数日熱を出して、1か月ぐらい体調の悪い状態を体験した。私の場合は原発の近くとはいっても、原発のすぐ近くまでは行ってないので放射能が原因ではないかもしれない(寒かったしそっちが原因の可能性もある)。

ちなみに車のフロントガラスに自分の顔が写ってたりしたら嫌なので写真のUpはしない。